ドコモhome 5GのHR01とHR02、スペック表を見ると「最大4.2Gbpsで同じ」に見えて迷いがちです。実は差が出るのは、家の中のWi-Fiと有線LANの設計。広い家でつながりにくい、ゲームやPCを有線で安定させたい、端末が多い…そんな悩みの答えが型番の違いにあります。
この記事では早見表で違いを整理し、あなたの環境別に最適解を示します。
ドコモホーム5g hr01 hr02 違い|結論と早見表でサクッと理解

最初に押さえるポイントは「外の電波(5G/4G)」と「家の中(Wi-Fi/有線)」は別物ということです。HR01/HR02は外の電波の最大値は近くても、家の中の配り方が違います。自分の課題がどちら側にあるかで最適な型番が決まります。

HR01/HR02は回線の速さより宅内の配り方が差。最初に用途を整理しましょう。
結論:速度の上限は同等、宅内Wi-Fiと有線がHR02優位
5G/4Gの最大速度(規格上)は両者とも同水準です。一方、HR02はWi-Fiの最大伝送速度(規格値)が大きく、Wi-Fi EasyMeshや2.5GbE有線LANなど宅内を強化しています。体感で差が出やすいのはここです。
早見表:スペック差が出るのはWi-Fi最大速度とLANポート
| 項目 | HR01 | HR02 |
|---|---|---|
| サイズ | 約170×95×95mm | 約170×95×95mm |
| 重量 | 約720g | 約847g |
| Wi-Fi 6(規格値) | 最大1201Mbps | 最大4804Mbps |
| Wi-Fi EasyMesh | 非対応 | 対応 |
| 有線LAN | 最大1Gbps相当、ポート少なめ | 2.5GbE対応、ポート多め |
| 同時接続台数 | 約65台 | 約66台 |
HR02の強み:Wi-Fi EasyMeshと2.5GbEで“家の中”が伸びる
広い家や壁が多い間取りで「部屋によって遅い」なら、メッシュ(EasyMesh)対応は効きます。またPCやゲーム機を有線でつなぎたい場合、2.5GbEは将来の回線や宅内機器の性能を活かしやすいです。Wi-Fiも規格値が大きく、対応端末が増えるほど差を実感しやすくなります。
HR01の強み:価格重視でシンプル運用なら今でも十分
HR01は必要十分なWi-Fi 6と基本機能を備え、コストを抑えやすいのが魅力です。ワンルーム〜2LDK程度で、端末数も多すぎず、メッシュや2.5GbEが不要なら満足しやすいです。まずhome 5Gを試したい人にも向きます。
迷ったらここ:広い家・端末多い・有線重視はHR02
次のどれかに当てはまるならHR02寄りです。
- 2階建て・3LDK以上・壁が多く電波が弱い部屋がある
- 家族全員+スマート家電で常時接続が多い
- PC/NAS/ゲーム機を有線で安定させたい、将来2.5GbEを活かしたい
逆に、置くだけ運用で価格重視ならHR01が候補になります。
公式情報の確認先:料金・在庫・仕様は必ず最新をチェック
端末価格や月額料金、在庫状況、割引条件は時期で変わります。購入前はドコモ公式のhome 5Gページ(HR01/HR02の製品情報、料金、取扱説明書)で最新を確認してください。特にHR01は在庫状況で販売が終了する可能性があります。
この記事で分かること:あなたの環境別おすすめパターン
このあと、スペック差の意味を噛み砕き、Wi-Fi・有線・料金の順に比較します。最後に「あなたの家ならどっち?」がすぐ決まる判断軸もまとめます。迷いを短時間で解消したい人は、見出しごとに読んでもOKです。
スペック比較|サイズ・重さ・同時接続台数・消費電力
見た目のサイズは同等ですが、重さやポート数など中身に差があります。設置場所を変えて電波を探る運用もあるので、持ち運びやすさも地味に効きます。日々の使い勝手に直結する基本項目から確認します。
サイズと重量の違いは?設置性は同等、重さはHR02が増
両方とも約170×95×95mmで棚や窓際に置きやすいサイズです。一方で重量はHR01が約720g、HR02は約847gでHR02がやや重めです。頻繁に置き場所を変えて最適ポイントを探すなら、HR01の方が取り回しは少し楽です。
同時接続台数の違いは?IoTや家族利用で差が出る場面
同時接続はHR01が約65台、HR02が約66台です。数字の差は小さいですが、家族のスマホ・PC・タブレットに加えて、テレビ、ゲーム機、見守りカメラ、スマートスピーカーなどが増えると余裕が欲しくなります。接続台数が多い家ほど、Wi-Fi側の処理能力も含めてHR02が安心です。
消費電力の違いは?24時間稼働の電気代イメージ
24時間稼働が前提の機器なので、消費電力は気になります。HR01は最大22W、HR02は最大25Wと差は小さめです。電気代は契約単価で変わりますが、極端な差にはなりにくいので、まずは通信の快適さを優先して選ぶのがおすすめです。
宅内Wi-Fiの違い|Wi-Fi 6・最大伝送速度・EasyMesh
「home 5Gの速度が遅い」と感じる原因は、回線よりも宅内Wi-Fiにあることが珍しくありません。特に集合住宅や戸建てで電波が減衰しやすい環境では、ルーターのWi-Fi性能と配置が効きます。ここがHR02の主戦場です。

届きにくい部屋があるなら、置き場所の工夫が先決。改善しない時はメッシュも検討です。
Wi-Fi最大伝送速度の差:HR02は高速規格値が大きい
Wi-Fi 6の最大伝送速度(規格値)はHR01が最大1201Mbps、HR02は最大4804Mbpsと差があります。
もちろん規格値=実測ではありませんが、対応端末が増えたり、家族が同時に使ったりするほど余裕が効きます。動画視聴とオンライン会議が重なる家庭では、上限の大きさが体感に繋がりやすいです。
Wi-Fi EasyMesh対応の有無:広い家・2階建てで効く
HR02はWi-Fi EasyMeshに対応しており、対応中継機やルーターと組み合わせて家全体をメッシュ化できます。
廊下や階段を挟む部屋、鉄筋や断熱材が多い家で「届かない場所」がある場合、メッシュで死角を減らせます。HR01はメッシュ前提ではないため、広い家ほどHR02が選びやすくなります。
安定性の考え方:OFDMA/MU-MIMOと置き場所の影響
HR02は同時接続時の効率を高める仕組み(OFDMAやMU-MIMOなど)をうたっています。とはいえ、最終的な安定性は置き場所の影響が大きいです。
まずは窓際や高い位置、電子レンジなど干渉源から離す、壁の少ない場所に置くなど基本を押さえると改善しやすいです。改善しない場合は、メッシュ化を前提にHR02を選ぶのが近道です。
有線LANと周辺機器|2.5GbE・ポート数・使い分け
ゲーム機やデスクトップPCは、有線の方が遅延やブレが減りやすいです。ここは「宅内回線の設計」なので、端末側の性能や部屋の配線環境とも相性があります。有線を重視するほど、HR02の価値が上がります。

ゲームやPCは有線が安定しやすいです。ポート数と2.5GbEの有無を見て選びましょう。
LANポート数の違い:HR01は1台、HR02は2台接続しやすい
HR01は有線LANが実質1系統中心の設計で、PCかゲーム機どちらかを優先する運用になりがちです。HR02は有線LANを複数台で使いやすく、テレビ+ゲーム機、PC+NASなど組み合わせの自由度が上がります。有線を複数使う家庭ほどストレスが減ります。
2.5GbEのメリット:PC/NAS/ゲーム機を有線で活かす
HR02は2.5Gbpsの有線LANポートを搭載しています。今すぐ2.5Gbpsをフルに使わなくても、宅内で大容量データを動かすNASや、将来の回線・機器更新を見据えるとメリットがあります。対応機器が揃うほど、ボトルネックになりにくい構成にできます。
併用のコツ:メッシュ子機やスイッチングハブの繋ぎ方
有線機器が多い場合は、スイッチングハブで増設するのが現実的です。まずはルーター直結を優先し、足りない分をハブで拡張します。
メッシュを組む場合は、子機側の設置場所も重要で、ルーターと届かせたい部屋の中間に置くと効果が出やすいです。配線が難しいなら、まずHR02単体で置き場所最適化から始めます。
料金・購入・注意点|端末代、月額、在庫、選び方
最後にコストと買い方です。home 5Gは月額だけでなく端末代も効きますが、割引やキャンペーンで実質負担の見え方が変わります。加えて、月額料金の改定やHR01の在庫状況など、タイミング要素もあるので注意点をまとめます。

端末代は割引で見え方が変わります。総額と条件、在庫を公式で確認してから契約を。
端末価格と割引の見方:実質負担をどう考える?
端末価格は、HR01とHR02で差が大きくなりやすい項目です。ただし、月々サポートなどの割引で実質負担が変わる場合があります。見るべきポイントは「端末代の総額」「割引総額」「割引期間」「途中解約時の残債」の4つです。購入前に公式の価格表示と適用条件を必ず確認しましょう。
月額料金と改定:契約前に最新料金を確認するポイント
home 5Gはデータ量の制限なく利用できる専用プランですが、月額料金は改定されることがあります。申し込み画面の金額だけで判断せず、公式の料金ページで、適用開始日や改定内容まで含めてチェックしてください。既存契約も改定対象になるケースがあるため、乗り換え検討中でも確認は必須です。
HR01は販売終了の可能性:在庫・サポート・買い時判断
HR01は在庫がなくなり次第販売終了となる可能性があります。価格重視でHR01を選ぶなら、在庫状況と購入後の使い方(端末数、広さ、有線重視か)を合わせて判断しましょう。迷う場合は、長く使う前提で宅内性能が伸びるHR02を選ぶと後悔しにくいです。
まとめ
HR01とHR02は回線側の最大速度は同等でも、差が出るのは宅内のWi-Fiと有線LANです。広い家や端末が多い家庭、有線で安定させたい人はEasyMeshと2.5GbEがあるHR02が有利。
価格重視でシンプル運用ならHR01でも満足しやすいです。購入前は、端末価格・割引・月額料金の最新情報と在庫状況を公式ページで確認し、あなたの家の課題が「外の電波」か「家の中」かを切り分けて選びましょう。
検証に使った主な公式出典(スペック・料金・発売日)
ドコモ公式
・HR01製品ページ(仕様・価格・在庫に関する記載)
・HR02製品ページ(Wi-Fi EasyMesh、2.5GbE、仕様・価格)
・HR02発売日(2023/3/7)の報道発表
・home 5Gプラン月額料金の改定(2025/7/1から5,280円)
・home 5Gプラン料金ページ(現行の月額表示)